価格 |
STANDARD:¥440,000(税込)
TURBO:¥484,000(税込) |
Fractal Audio System のサウンドクオリティは、2006 年に発表した初代 Axe-Fx から “トップ・プロが使用できる世界で初めてのモデリングアンプ” として、音楽のジャンルやプレイスタイルを問わず世界中のミュージシャンに支持されると共に、巨大なギターサウンドシステムをコンパクトな 2U ラックに収めることにより、プレイヤーサイドだけでなく、レコーディング、トランスポート、ステージデザインなど、ミュージックシーンに関わる全ての環境を変化させました。
Fractal Audio System の創始者でありデザイナーでもある Cliff Chase と彼のチームは、よりリアルアンプなチューブアンプサウンドと簡便性を追求したファームウェアのアップデートを繰り返しながら、2011年に Axe-Fx II、2014年 FX8、2015年 AX8、2018年 Axe-Fx III、2019年 FM3、2020年には Axe-Fx III MARK II を発表。その間頻繁に行われたファームウェアのアップデート毎にサウンドリアリティはブラッシュアップされ、現在ではレコーディングされたギタートラックをブラインドテストしてもリアルアンプと判別困難なレベルまでに進化しています。
Fractal Audio Systems の歩み
2005年3月 | インターネットフォーラムに「Axe-Fx」に関するメッセージが初めて投稿される。メッセージの内容は「Cliff という名前の人物が Axe-Fx というモデリングアンプを開発中で、全ての DSP コーディングも彼が行っている」というもの。 | |
2006年11月 | fractalaudio.com 本番運用開始。 | |
2006年12月 | 初めてのファームウェアのアップデートが公開され、今後の製品進化に関する指針が明確にアナウンスされる。 | |
2007年1月 | store.fractalaudio.com 立上げ。 | |
2007年4月 | Axe-Fx Ultra 発表。 | |
2008年6月 | アンプモデリングが劇的に向上した Axe-Fx ファームウェア 5 が大注目を浴びる。。 | |
2008年9月 | Fractal Audio Systems Forum 立上げ。 | |
2009年4月 | 使用アーティスト一覧に Dweezil Zappa、Chris Traynor、Pete Thorn、Larry Mitchell が加わる。 | |
2009年9月 | 主要なギター誌で Axe-Fx に最優秀賞が授与される。 | |
2010年4月 | 使用アーティスト一覧に Steve Stevens、Tosin Abasi、Adrian Belew、Chris Broderick、Devin Townsend、Neal Schon 等が加わる。 | |
2010年5月 | 使用アーティスト一覧に Steve Vai と John Petrucci が加わる。 | |
2010年10月 | MFC-101 MIDI Foot Controller 発売。 | |
2011年5月 | Axe-Fx Ultra の後継機である Axe-Fx II 発表。 | |
2011年7月 | shop.fractalaudio.com 立上げ。 | |
2012年6月 | ユーザーが作成したプリセット/キャビネットシミュレーターを共有する Web サイト、AxeChange立上げ。 | |
2012年10月 | Alex Lifeson が Axe-Fx II を採用。Fractal Audio Systems に勤務する RUSH ファンが大感激。 Axe-Fest West 開催。2 日間にわたり Fractal 関連のプレゼンテーションやパフォーマンスを行う。過去最高の来場者数を記録した L.A. Amp Show となる。 | |
2013年4月 | Axe-Fx II ファームウェア 10 にアンプモデリングテクノロジーに革新的な進歩をもたらす MIMIC™ テクノロジーを採用。 Fractal Audio Systems 製品向けの MIDI ユーティリティーツール Fractal-Bot 立上げ。 | |
2013年5月 | プロが作成したスピーカーキャビネット IR を収録した Cab Pack シリーズの第 1 作目発売。 | |
2014年1月 | 内蔵メモリが増量され、多くの新機能を備えた Axe-Fx II XL 発表。 | |
2014年2月 | 特許出願中の IR テクノロジー UltraRes™ により、レイテンシーや CPU の使用率を増加することなく、スピーカーシミュレーターの品質が飛躍的に向上。 | |
2014年3月 | MIDI による双方向伝送と電源供給を 1 本の XLR ケーブルで可能にする、Fractal Audio が独自開発した FASLINK™ 接続端子を使用した MFC-101 Mark III 出荷。 | |
2014年4月 | UltraRes™ スピーカーシミュレーションを初めて搭載した Cab Pack 4 Universal Noise Storage 発売。
U2 のアルバム『Songs of Innocence』のライナーノーツの Special Thanks に Fractal Audio Systems の名前が挙げられる。 FX8 Multi-FX ペダルボード発表。 | |
2014年10月 | U2 のアルバム『Songs of Innocence』のライナーノーツの Special Thanks に Fractal Audio Systems の名前が挙げられる。 FX8 Multi-FX ペダルボード発表。 | |
2015年1月 | Expression/Volume ペダル EV-1 出荷開始。 | |
2015年2月 | Fractal Audio Systems 初の一体型のフロア型ユニット AX8 Amp Modeler / Multi-FX ペダルボード発表。 Fractal Audio Systems 初のプラグイン Cab Lab 3 発売。 Axe-Fx II XL が XL+ にバージョンアップ。ディスプレイが改良され、ノイズフロアの更なる低減が図られる。 | |
2015年3月 | Wall Street Journal 誌のコンサートテクニシャンの技術に関する記事に Fractal Audio Systems の名前が挙げられる。 第 3 世代アンプモデリングテクノロジーを採用した Axe-Fx II ファームウェア 18 公開。 | |
2015年9月 | Axe-Fx II 版 QUANTUM ファームウェア発表。QUANTUM ファームウェアは、新技術リアルタイムスパイスアルゴリズム (RTS) によりアンプモデリングテクノロジーに革新をもたらす新しいコンセプトのファームウェア。 | |
2015年11月 | 使用アーティスト一覧に U2 の The Edge が正式に加わる。 Fractal Audio Systems 初の VST/AUプラグイン、FAS-FX Reverb 発表。 | |
2016年4月 | Cab Pack 24 ML Dizzy 4×12 発売。 | |
2016年6月 | FX8 Mark II 出荷開始。デザイン面の改良および Axe-Fx II とのブロックコンパティビリティの強化が図られる。 使用アーティスト一覧に Joe Satriani、Andy Summers、Robert Fripp 等が加わる。 | |
2017年1月 | Axe-Fx 同様、あらゆる主要なギター誌で AX8 に最優秀賞が授与される。 | |
2017年6月 | 使用アーティスト一覧に Don Felder (The Eagles)、 Lyle Workman 等が加わる。 | |
2017年7月 | 受賞歴のある製品 EV-1 をよりコンパクトにした、Expression/Volume ペダル EV-2 の出荷開始。 | |
2017年8月 | ミュージシャンワークショップに参加。使用アーティスト一覧に Dweezil Zappa、John Petrucci、Plini、Intervals、Animals as Leaders、Adrian Belew 等が加わる。 | |
2017年10月 | Axe-Fx II / AX8 版 QUANTUM v9 ファームウェア公開。アンプブロックのアルゴリズムが Speaker Compression アルゴリズムに変更され、エフェクトブロックに改良が施される。 | |
2017年12月 | カスタマー全員にキャビネットパックを無料で配布し、過去最高を記録した1年を締めくくる。 | |
2018年1月 | Axe-Fx III 発表。 | |
2018年2月 | コンサート/レコーディングの両環境に最適なリアクティブロードボックス X-LOAD LB-2 出荷開始。 | |
2018年12月 | 次世代フットコントローラー FC-6 / FC-12 出荷開始。 | |
2019年4月 | アメリカ東海岸の都市ボストンで有名アーティストを招いたプレゼンテーション “Axe-Fest III: Boston” 開催。 Axe-Fx III をベースとした携帯可能な小型フロア型ユニット FM3 Amp Modeler/FX Processor 発表。 | |
2020年2月 | FM3 Amp Modeler/FX Processor 出荷開始。 | |
2020年9月 | Axe-Fx III Mark II 発表。ディスプレイが改良され、将来のアップデートに備えメモリが追加される。 | |
2021年4月 | Axe-Fx III 版 CYGNUS 公開。CYGNUS はアンプモデリングテクノロジーの最新バージョンで、SpectrumTrack™ を採用することで、より正確なアンプのボイシングと歯切れのよいチャグサウンドを実現しています。 | |
2021年6月 | FM3 版 CYGNUS 公開。 | |
2021年8月 | アルバム『Sob Rock』で Axe-Fx III を使用したことを受け、使用アーティスト一覧に John Mayer が加わる。 | |
2021年9月 | Axe-Fx III Mark II TURBO 発表。 |
そして 2022年、キャビネットのアンビエンスをシミュレートして新たなリアリティを生み出す為、新たに開発されたFullRes IR を活用しながら、多くのエフェクトブロックを必要とするヘビーユーザーの要望に応えるべく、CPU クロックを 25% アップした TURBO バージョンが登場しました。
最高峰のサウンドクオリティをアップデートし続ける Fractal Audio Systems、今後も要注目です。
John Mayer
John Mayor は Axe-Fx III をライブとレコーディングで使用しており、最新アルバム『Sob Rock』の収録曲「Wild Blue」の一部のトラックで、その印象的な音色を聴くことができます。Fractal Audio Systems は Axe-Fx III が John の魂を鼓舞し続ける存在であることを誇りに感じています。
The Edge
格調高い音楽性、心を揺さぶる洗練された音色、ディレイを始めとする画期的なエフェクト音を融合させたシグネチャーサウンドで世界に名を轟かせる The Edge。自身の音に強いこだわりを持つ彼が全幅の信頼を寄せるパートナーとして選んだのが Axe-Fx です。このことは Axe-Fx が彼の厳しい要求に応えていることの証であると同時に、彼が音楽とテクノロジーの最前線で戦うファイターであることを示しています。The Edge が Axe-Fx 使用アーティスト一覧への掲載を許可してくれたことを Fractal Audio Systems は名誉に思います。
Steve Vai
「新しくなった Axe-Fx は、これまでのモデルの全ての機能や音質を引き継ぎながら、更なる進化を遂げている。ギターエフェクターの山の中に初代の Axe-Fx を加えたときにも、車輪が発明されたかのような興奮を覚えたが、最新の Axe-Fx はまるで四輪駆動車を駆って、混沌の中に突進していくような狂熱を感じる。」
John Petrucci
「Axe-Fx はギタープロセシングに対する私の見解を一変させてしまった。新モデルでは、旧モデルで私が気に入っていたあらゆる点が新たなレベルに引き上げられている。全てのエフェクト音の深みは増し、新しくなったインターフェースはさらに使いやすくなった。Axe-Fx 採用することで私のリグはシンプルで明確になり、その結果、サウンドが飛躍的に向上した。」
Misha Mansoor
「新しくなった Axe-Fx はライブとレコーディングに大きな革命をもたらし、臨場感と操作性が以前とは異なる次元にまで高まっている。Axe-Fx はモデリング技術やエフェクトプロセシングの範疇を超えて、ギタリストにとっての新たなスタンダードだ。」
Dweezil Zappa
「新発売された Axe-Fx には心底驚かされている。アンプをリアルに操作している感覚に、無限の音色。目から鱗とはこのことで、ギターテクノロジーの歴史における画期的な製品だ。」
800 × 480 の大型 IPS カラーディスプレイは従来モデルの 30 倍の解像度を備えています。既製品のディスプレイよりも明るさとコントラストを向上させたことによって、様々な状況で視認性を確保します。
5 つのプッシュエンコーダとメインエンコーダにより、迅速なデータ入力とパラメーター制御が可能です。パラメーターのアクセスと編集に必要な最小限の操作で、編集を迅速かつ簡単に行うことができます。5 つのスクリーン上のパラメーターと同時に 5 つの「プッシュ」機能にも直接アクセスできます。
インプット、アウトプットソースはそれぞれ 4 つずつに増加しました。 Axe-Fx III は前面と背面に1つずつインストゥルメントインプットを備えており、いずれのインプットにもインプットインピーダンスをシミュレートする Auto-Z テクノロジーが採用されています。
グリッド内の任意の場所にインプットブロックとアウトプットブロックを無制限に配置できるため、ルーティングの自由度は更に向上しています。信号経路の異なる部分に異なるアウトボードデバイスを挿入することも、アコースティックギターとエレキギターのステレオアウトプットの同時処理も容易です。客席側にステレオ信号を送り、ステージ上に ウェット/ドライ/ウェット を出力した上でリアンプ用のDIアウトを録音することも可能です。また、各出力には専用の LEVEL パラメーターを備えています。
16 コア、500MHz のプロセッサは 8 イン、8 アウトの USB オーディオを実現し、Axe-Fx III を音楽製作環境の柱とします。オーディオグレードのパーツとコンバータは、殆どのサードパーティー製 USB オーディオインターフェースよりも優れたパフォーマンスを提供します。8 × 8 チャンネルでは、リアルタイムでバッキングトラックやステレオリアンプサウンドを聴きながら、処理されたオーディオ、DI 信号などの複数のトラックを録音できます。USB オーディオ音源は専用のブロックでグリッドに配置することも可能です。
Fractal Audio Systems 社は、常に全てのパーツが重要であるとの考えに基づき開発を行っています。エレキギターにおいてはボディ材・フレット・電子部品など全てが重要なのと同じように、Axe-Fx III においてもパフォーマンスと音質を最大限に発揮するように部品を選択し設計されています。
細心の注意を払って設計された多層回路基板は、電磁妨害を低くし干渉に対する耐性を高めるため金メッキを使用しています。この画期的なエンジニアリングにより、最も自然な音質、最も低い THD(全高調波歪)とノイズの低減を実現しました。
アンプモデリング
Axe-Fx III のパワーは、最先端のアンプ・モデリングに最適なプラットフォームとなります。最新の “Cygnus” モデリングは Fractal Audio Systems 社が過去開発したものの中で最も表現力豊かで、音楽的で、ピッキングのニュアンスに対し極めてオリジナルアンプに近い反応をします。従来通りプリアンプとパワーアンプセクションも独立して細かくモデル化されています。
豊富なスピーカーキャビネット
Axe-Fx III には、Axe-Fx II のすべての IR をレガシーバンクに収め、2,200 を超えるインパルスレスポンス(IR)を使用できる独自の UltraRes スピーカーシミュレーションが搭載されています。再設計されたキャビネットブロックには、一般的な Cab-Lab ソフトウェアをベースとした 4 チャンネルミキサーを備え、スピーカーキャビネットで実際のマイクと同じように IR をミックスすることができます。ファクトリーバンクには、Fractal Audio、AustinBuddy、Celestion、ML Sound Lab、Ownhammer、Chris Broderick、John Petrucci、Chris Traynor & James Santiago、Valhallir、York Audio、Dr. Bonkers といった現在の業界内で名高いメーカーとアーティストの作成した IR が収録されています。2,048 のユーザーキャビネットにより、Cab-Pack(Axe-Fx II と互換性のあるものを含む)やサードパーティ製の IR をロードすることができ、更に内蔵ツールを使用して独自のスピーカートーンをキャプチャーして保存することも可能です。トーン・マッチング・ブロックも改良され、アンプやレコーディングのトーンをクローン化することができます。
驚異的な進化を遂げたエフェクト
Axe-Fx III は、業界をリードする膨大な数のストンプボックスやスタジオエフェクトのサウンドを再現することができるマルチ FX プロセッサです。エフェクトの数と種類は従来から拡大し、各プリセットには 4 つのドライブブロック(それぞれ 4 チャンネル)、4 つのディレイブロック(それぞれ 4 チャンネル)などが含まれます。
アルゴリズムを刷新するだけでなく、ほとんどのエフェクトが処理能力の向上を利用してアップデートされました。Plex ブロックはシマーエフェクト再現のため最大 8 本のディレイラインを備えています。リバーブアルゴリズムはより重厚でスムーズなものに改良されました。改良されたピッチディテクターを備えた Pitch ブロックは驚異的なトラッキングと忠実性で、ワーミー、ダブルトラッキング、ハーモニー、デチューンなどを提供します。新しいリアルタイムアナライザーブロックは、オーディオスペクトルを詳細に可視化します。ステレオルーパーはオーバーダブとアンドゥ機能を備え、フル解像度で 5 分以上の録音が可能です。
増加したエフェクトとパワーを最大限に活用するために、ルーティンググリッドが 6 行 14 列に拡張され、最大 6 つのエフェクトをパラレルで使用可能です。
Axe-Fx III にはそれぞれがリグ全体に相当する、アンプだけのシンプルなものから大型のペダルボードやマルチアンプラックシステムと同じくらい複雑なものまで、1,024 個のプリセットを格納しています。
各エフェクトブロックには最大 4 つのチャンネルがあり、各チャンネルにはそのブロックが持つ全てのパラメーターが含まれています。チャンネル切り替えは瞬間的且つシームレスで、シーン変更の際に手動でも(フットコントローラーなどで)自動でも行うことができます。
チャンネルは、プリセット変更と違い反応の遅れなどの副作用を伴わず、素早く簡単にパラメーターを切り替えることができます。チャンネル A を “Deluxe Verb” モデル、チャンネルBを “Plexi”、チャンネル C を “Recto”、チャンネル D を “FAS Modern” になるように Amp ブロックを設定すると、ボタンを押すだけでチャンネルを即座に変更できます。
各プリセット内の 8 つのシーンには、各ブロックのバイパス状態とチャンネルが保存されます。各シーンを異なるチャンネルの組み合わせになるようにプログラムし、ボタンを押すだけで複数のブロックのチャンネルを素早く変更できます。チャンネルと同様に、シーンをオートメーションアプリケーション用に MIDI 経由で切り替えることもできます。
チャンネルとシーンを使用することで、1 つのプリセットだけで1曲からライブ全曲まで使用することができます。
Fractal Audio Systems 社は無料アップデートの理念のもと業界で新しい先例を作りました。過去ほとんどの企業は製品寿命が尽きるまでの間に、主にバグの修正を目的とし1~2回のファームウェアアップデートを行うのみでした。しかし Fractal Audio Systems 社では、デジタルオーディオプロセッサはメーカーの専門知識が増すにつれて成長するプラットフォームであると考えています。パーソナルコンピュータがパフォーマンスを改善し機能を追加するために頻繁なアップデートを受けるのと同様に、Fractal Audio Systems 社でもファームウェアアップデートを着実にリリースし、製品機能を向上させています。
Axe-Fx II シリーズでは約 30 回のファームウェアアップグレードを行いました。Ax-Fx III でも同様のアップグレードを念頭に置いて設計されています。ユーザーフレンドリーな Fractal-Bot により、ファームウェアのアップデートは極めて容易です。内蔵のバックアップファームウェアにより、更新中に停電などで電源が落ちてしまっても復旧することができます。
Axe-Edit III は、操作画面を任意のサイズに変更できるようになったことに加え、拡大表示でも鮮明なハイビジョンで表示されるようになりました。Axe-Edit III に はAxe-Fx III のすべての最新機能のコントロールとドラッグ&ドロップテンプレートを使用して簡単にプリセットを作成できる「クイックビルド」モードが備えられています。Axe-Manage はプリセットとユーザーキャビネットを制御し、シーンマネージャーはシーンの名前と設定を担います。
※ Axe-Edit III は、Windows 7/8/10 および Mac OS X 10.7 以降に対応しています。
Axe-FxIII 3U Rack Case
CAJ System Board に採用されている、強度と剛性に優れた FRP(Fiberglass Reinforced Plastics)を使用した Axe-Fx III 専用設計のロゴ入り3Uラックケースです。
※ 日本国内で生産される Axe-FxIII 3U Rack Case は、Fractal Audio Systems 社が正式認定した製品です。
Size : W550 x D400 x H170 (mm) ※フタ含む
Weight : 5kg
本体価格:¥36,300(税込) JAN:4571220044519
Fractal Audio Systems各種製品は以下Authorized Dealersにてお求めください。
Fractal Audio Systems Authorized Dealers
INSTRUMENT INPUTS | |
端子 : | フロント、リア共に1/4″ フォンジャック(自動的にフロントはリアに優先します) |
インピーダンス : | 1 MΩ |
最大入力レベル : | +16 dBu |
ANALOG INPUT 2 | |
端子 : | XLRメス + 1/4″ フォン コンボジャック x 2 |
インピーダンス : | 1 MΩ |
最大入力レベル : | +20 dBu |
ANALOG INPUT 3 | |
端子 : | 1/4″ フォンジャック(TRS)x 2 |
インピーダンス : | 1 MΩ |
最大入力レベル: | +20 dBu |
ANALOG INPUT 4 | |
端子 : | 1/4″ フォンジャック(TRS)x 2 |
インピーダンス : | 1 MΩ |
最大入力レベル: | +20 dBu |
A/D変換 | |
ビット深度 : | 24 bits |
サンプルレート : | 48 kHz |
ダイナミックレンジ : | 114 dB |
周波数特性 : | 20 – 20kHz, +0 / -1 dB |
ANALOG OUTPUTS1 | |
端子 : | XLRオス x 2(GND / LIFTスイッチ) 1/4″ フォンジャック x 2(Humbuster機能対応) 出力レベル : -10 dBV / + 4 dBu(パラメーター設定) |
インピーダンス : | 600 Ω |
最大出力レベル : | +20 dBu |
ANALOG OUTPUTS2 | |
端子 : | XLRオス x 2(GND / LIFTスイッチ) 出力レベル : -10 dBV / + 4 dBu(パラメーター設定) |
インピーダンス : | 600 Ω |
最大出力レベル : | +20 dBu |
ANALOG OUTPUTS3 | |
端子 : | 1/4″ フォンジャック x 2(Humbuster機能対応) 出力レベル : -10 dBV / + 4 dBu(パラメーター設定) |
インピーダンス : | 600 Ω |
最大出力レベル : | +20 dBu |
ANALOG OUTPUTS4 | |
端子 : | 1/4″ フォンジャック x 2(Humbuster機能対応) 出力レベル : -10 dBV / + 4 dBu(パラメーター設定) |
インピーダンス : | 600 Ω |
最大出力レベル : | +20 dBu |
HEADPHONE OUTPUT | |
端子 : | 1/4″ ステレオフォンジャック |
インピーダンス : | 35 Ω |
D/A変換 | |
ダイナミックレンジ : | 114 dB |
周波数応答 : | 20Hz – 20kHz, +0 / -1 dB |
DIGITAL入出力 | |
端子 : | S/PDIF : RCA IN / RCA OUT AES : XLR IN(メス) / XLR OUT(オス) ※使用するフォーマット(S / PDIF・AES)をパラメーターで設定します。 |
音声ファイルフォーマット : | PCM |
サンプルレート : | 48 kHz 固定 |
USB AUDIO | |
規格 : | USB 2.0 |
チャンネル数 : | 16(8イン、8アウト) |
USBオーディオクロック : | 48 kHz 固定 |
MIDI接続 | |
入力端子 : | 5-pin DIN x 1 |
出力端子 : | 5-pin DIN x 1 |
スルー端子 : | 5-pin DIN x 1 |
ペダル接続 | |
入力端子 : | 1/4″ フォンジャック(TRS)x 2 |
ペダル : | センターワイパー10 – 100 kΩ(最大) |
スイッチ : | ノーマリーオープン / ノーマリークローズ、ラッチ / アンラッチに対応 |
FASLINK II接続 | |
端子 : | XLRメス x 1 |
注意 : | FCシリーズコントローラーのFASLINK II端子以外には接続しないでください。 |
その他 | |
寸法 / 重量 : | 483mm × 131mm × 292mm / 6.87kg |
入力電圧 : | 90 – 264 VAC 、47 – 63 Hz |
消費電力 : | 40W以下 |
バックアップ用電池 : | CR2032 |
JANコード : | STANDARD 4571220045363 TURBO 4571220045707 |
Axe-Edit IIIはAxe-Fx III専用アプリケーションです。
直感的なインターフェースは、マウスとキーボードにより膨大な数のパラメーターをスピーディー&イージーにセッティングでき、Axe-Fx IIIの持つ可能性をより引き出すことができるでしょう。
sceneの編集も可能で、エフェクト・ブロックのコピー/ペーストや、プリセットの整列、他にも様々な機能を備えています。
■ Mac とWindows に対応
■ 信頼性、安定性、拡張性を兼ね備えたアプリケーション
■ 直感的な把握が可能な新しいデザインのインターフェース
■ “Controller”を含む全てのパラメータがエディット可能
■ プリセットのシェアが可能なInport/Export機能
■ エディット中のいかなる瞬間もスナップショットで保存可能
■プリセット間にまたがるブロックのコピー & ペースト
■ オンスクリーン TUNER/TEMPO
■ オンスクリーン モディファイアーグラフ
■ モディファイヤーの値変化をリアルタイム表示
■ コンピュータに保存されたプリセットもしくはキャビネットとの連携を飛躍的に向上させるAxe-Manage (Preset /Cab)
AXE-EDITIIIのダウンロードは下記URLより行えます。
AXE-EDITIII インストーラーファイル ダウンロードリンク:
https://www.fractalaudio.com/axe-fx-iii-edit/
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降
※Axe-Edit III 1.06.00以上のバージョンは、Axe-Fx IIIファームウェア12.10以上で正常動作します。
※Windows PCの場合はAxe-Fx III USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降
※Axe-Edit III 1.06.00以上のバージョンは、Axe-Fx IIIファームウェア12.10以上で正常動作します。
※Windows PCの場合はAxe-Fx III USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Edit III 1.06.00以上のバージョンは、Axe-Fx IIIファームウェア12.10以上で正常動作します。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Edit III 1.06.00以上のバージョンは、Axe-Fx IIIファームウェア12.10以上で正常動作します。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア3.02以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア3.02以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア3.02以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア3.02以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア3.02以降がインストールが必須です。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア3.02以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア3.02以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア2.04以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア2.04以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア2.04以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア2.04以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア2.04以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
オペレーションシステム条件
・Mac:Mac OS X 10.7以降
・Windows:Windows 7以降(64-bitのみ)
※Axe-Fx III本体でファームウェア2.04以降がインストールされている必要があります。
※Windows PCの場合はAxe-Fx II USBドライバーをインストールして下さい。 ドライバーはFractal Audio Systemsウェブサイトの以下ページよりダウンロードして下さい。
Axe-Fx III USB Driverダウンロードページ
ファームウェアのアップデートは、プリセットされている音質、コントローラーやモディファイヤー、スイッチやポート等の設定を変化させる場合がございます。
バックアップしたプリセットデータと旧バージョンのインストールを行うことで既存のプリセットに戻すことは可能ですが、Fractal Audio Systems 社では常に最新バージョンの使用を推奨しており、旧バージョンはサポートの対象外となります。
※ バージョンアップは、プリセットを再エディットする為の十分な時間がある際に行うことをお薦めいたします。
※ プリセットデータと旧バージョンへのバックアップにつきましては、q@okada-web.com までお問合せ下さい。
Fractal Audio Systems ウェブサイトからのアップデート
Fractal Audio Systems サポートページ にアクセスし、最新ファームウェアをダウンロードします。
プロダクトページの Fractal-Bot Utility にアクセスし、アップデート・ユーティリティ “Fractal-Bot” をダウンロードします。
正規品ユーザー様には、Fractal Audio Systems 社ウェブサイトでアップデートを行う為の Fractal-Bot オペレーションマニュアルをお送りします。お名前、ご住所、製品名、製品のシリアルナンバー、お買上店名を q@okada-web.com まで、メールにてご請求下さい。
*Fractal-Bot オペレーションマニュアルは PDF ファイルで、閲覧には別途 Adobe Acrobat Reader が必要になります。Adobe Acrobat Reader は こちら から無償でダウンロードを行えます。
弊社サービスセンターでのアップデート
正規品に限り無償バージョンアップサービスのご提供を行なっております。
Fractal Audio Systems 製品取扱店にご用命いただくか、下記の弊社住所まで直接お送り下さい。
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なお、 往復の送料はお客様負担とさせて頂きます事予めご了承お願いします。
送付先
〒158-0087 東京都世田谷区玉堤 2-15-8
株式会社オカダインターナショナルカスタマーサービスセンター
TEL:03-3703-3221 FAX:03-3703-1821
注意:Axe-Fx III Ares 12.10 以降のファームウェアをインストールされた場合には、バージョン 1.06.00 以降の Axe-Edit III をご使用ください。
Wah ブロックに Tycobrahe Parapedal をベースにした “Paragon” タイプを追加しました。
Amp ブロックの Preamp ページにおいて、High Treble コントロールが機能しない不具合を修正しました。
最新の “Cygnus X-2” アンプモデリング:
アウトプットトランスのアルゴリズムを改良しました。新しいアルゴリズムは、トランスの B-H 曲線* をより正確にモデリングすることで、ローエンドがよりクリアになりました。
* B-H 曲線:磁性体における磁場と磁化の強さとの関係を示した磁化曲線の1つ。
パワー管のモデリングを改良しました。これにより、ダイナミクスと低周波数帯域の精度が向上し、アウトプットトランスとの相互作用がより正確になります。
カソードフォロワーアルゴリズムを改良しました。ボリュームを絞ったときに、より正確なクリーンサウンドを提供します。
トライオードのアルゴリズムを改良しました。これにより、プレートバイパスコンデンサをより正確にモデリングします。
前述の改良の結果、すべてのアンプモデルが更新されました。
さまざまなパラメーターのデフォルト値が更新されました。既存のプリセットは、ロード時に新しい値に自動的に更新されます。
Drive ブロックのモデリングを改良しました。これにより、オペアンプの有限オープンループゲインと GB 積の影響をより正確にモデリングします。
Drive ブロックにおいて、Crowther Hot Cake をベースにした “Griddle Cake” タイプを追加しました。Hot Cake 本体の XLF スイッチは、Adv ページの Bass Response ノブを完全に時計回りに回しきることで再現することができます。
Amp ブロックの Tone ページにおいて、Dumble 系アンプモデル( “ODS-100”、 “Two Stone” タイプ等)に「Overdrive Volume」パラメーターを追加しました。これは、「Ratio」または「Lead Master」と呼ばれることがあります。Dumble 系アンプの Master Volume にはブライトコンデンサーが含まれていることが多いため、Overdrive Volume コントロールを使用することで、Master Volume を高く設定してブライトコンデンサーを打ち消し、Overdrive Volume でパワーアンプのドライブを下げることができます。
Amp ブロック > Advanced ページ > POWER AMP セクションに「Plate Suppressor Diodes」パラメーターを追加しました。この値はアンプモデルを選択すると自動的に設定されますが、デフォルト設定を上書きすることが可能です。ほとんどのアンプにはサプレッサーダイオードが搭載されていませんが、一部のアンプ(Trainwreck Express 等)には搭載されています。これらのダイオード(「スナバ」や「フライバック」とも呼ばれる)は、誘導性キックバック(電圧の急激な変化)によるパワー管プレートのアンダーシュートを防ぎ、高周波数帯域の倍音を抑えてフィズを減らします。
Amp ブロックにおいて、Ideal Amp Control が更新されました(Global Setting > Configページ > MODELINGセクション > Tone Control Display:「IDEAL」)。
Amp ブロックにおいて、Marshall SV20H をベースにした “Brit Studio 20 Amp” タイプを追加しました。
Amp ブロックにおいて、 “Plexi 50W 6CA7 Jumped” タイプを追加しました。これは “Plexi 50W 6CA7” タイプのジャンプバージョンです。
SET UP > IR Capture において、Capture Method に「CapturenReference」と「Use Reference」を追加しました。
Amp ブロックにおいて、 “USA Clean” タイプの名前を “USA Rhythm 1” に変更し、実際のアンプと一致させました。
一部のケースにおける CPU 使用率を削減しました。
Amp ブロックの “Class-A 30W TB” タイプにおいて、トーンスタックのテーパーをヴィンテージ仕様に変更しました。
Amp ブロックの “USA JP IIC+” タイプにおいて、Presence Shift が「OFF」に設定されている場合の誤ったコンデンサ値を修正しました。
Amp ブロックの “1959SLP Treble”、 “1959SLP Jumped”、および “1987x Treble” タイプにおいて、誤ったカップリングコンデンサの値を修正しました。
Amp ブロックの “Solo 88 Rhythm” および “Solo 88 Lead” タイプにおいて、トーンスタックの誤った抵抗値を修正しました。
Amp ブロックの “Recto 2” タイプにおいて、精度の損失による低周波数帯域の動作を修正しました。
Amp ブロックの “CA3+” タイプにおいて、トレブルポットの誤ったテーパーを修正しました。
Amp ブロックの “Friedman HBE V1 Fat” タイプにおいて、誤ったコンデンサ値を修正しました。
Amp ブロックの “AC-20 12AX7” タイプにおいて、誤った抵抗値を修正しました。
Amp ブロックの “Archean” タイプにおいて、誤った Depth ノブのテーパーを修正しました。
Amp ブロックの “Energyball” タイプにおいて、誤ったコンデンサ値とフィードバックネットワーク接続を修正しました。
Amp ブロックの “Euro Uber” タイプにおいて、トーンスタックで抵抗が欠落している不具合を修正しました。
Drive ブロックにおいて、v19.01 より前に作成されたプリセットをインポートするときに、High Mid コントロールが最小に設定される不具合を修正しました。
FC 関連
FC 関連
NOTE:ファームウェア 20.00 beta 4 をインストールしていた場合、一部の FC エフェクトスイッチが間違ったエフェクトにマッピングされることがあります。例えば、REVERB 1 ブロックをバイパスするように設定されていたスイッチは、代わりに AMP 1 ブロックをバイパスすることがあります。このリリースにより、19.X 以前からアップグレードするときにこの不具合が発生するのを防ぎます。
20.00 beta 4 をインストールした場合は、レイアウトが既に変更されてしまっているため、バックアップから復元するか、個々のスイッチを手動で調整する必要があります。レイアウトは、Fractal-Bot のシステムバックアップ、または Axe-Edit III のレイアウトファイルを使用して復元することができます。工場出荷時のデフォルト FC レイアウトにリセットする場合は、SET UP > FC Controller > Reset ページで実行してください。
新たに Setlists/Songs 機能が追加されました。FC-6/FC-12 で使用して、ライブパフォーマンス中にアクセス可能な Preset/Scene をカスタムすることができます。Axe-Fx III 本体の SET UP から Setlists/Songs メニューにアクセス可能です。また、最新版の Axe-Edit III では Sets/Songs エリアが追加されました。
詳細は、以下の Setlists/Songs ミニマニュアルを参照してください。
https://www.fractalaudio.com/sss-manual
AmpブロックのPower Ampページにおいて、トランス/スピーカーの相互モデリングを改善しました。パラメーターは以下のように機能します。
Transformer Matching:アウトプットトランスのインピーダンス比(巻数比の2乗)を設定します。
Speaker Impedance:スピーカーの相対的な公称インピーダンスを設定します。例えば、8Ω スピーカーから 4Ω スピーカーの接続をシミュレートするには Speaker Impedance の値を「0.5」に、16Ω スピーカーの接続をシミュレートするには値を「2.0」に設定します。
FC関連
FC関連
FC関連
FC関連
※ FullRes™ の導入に従い、Axe-Fx MARK II のみに該当するアップデート項目 と 両モデル共通のアップデート項目 が存在します。
Axe-Fx III MARK II のみ
ScratchpadバンクがFullRes™に対応しました。
Note:FullRes™ IRは、Axe-Fx III Mark IIでのみサポートされています。オリジナルのAxe-Fx IIIは、MARK IIよりも不揮発性メモリが少なくIRの保存に必要なリソースが十分ではありません。MARK IIのScratchpadバンクはFullRes™ IRに対応していますが、本体ユニットの電源をオフにするとそのデータが失われるのでご注意ください。
IR管理は完全に書き直されます。よりスムーズなパフォーマンスが提供され、Axe-Edit IIIとの連携が強化されます。
両モデル共通
Note:レイアウトグリッドに上記のブロックが配置されていない場合、ブロックのメニューへ入らずにHomeに留まります。また、ブロック1ではなく2が配置されている場合も同様にブロックのメニューには入りません。ブロックのメニューに入ると、ブロックごとに前回操作したページを開きます (何も操作していない場合はTypeページを開きます)。前回操作したページは、プリセットを保存していなくても自動的に記憶されます。
Friedman Small Box
Dizzy V4 Blue(全モデル)
Herbie(全モデル)
Recto 1/2(全モデル)
上記のアンプモデルを使用したプリセットは、試奏のうえ必要に応じて再設定をご推奨します。
NOTE:この設定はパワーアンプを歪ませない場合の目安です。マスターボリュームの無いアンプは歪をパワーアンプでクリエイトするので上記の設定には該当しません。
NOTE:Driveタイプは以前と異なる動作をするため、既存のプリセットは試奏して再調整をご推奨します。いくつかのタイプではトーンコントロールの所作も変化します。Timothyタイプではトーンコントロールが実機に忠実に動作するようになり、ノブを左に回すことでベース/トレブルが減衰します。
FC6/12関連
FC6/12関連
FC6/12関連
FC6/12関連
AXE-FX III FIRMWARE 12.00 FLANGER UPDATE
AXE-FX III FIRMWARE 12.00 PHASER UPDATE
フットスイッチ関連
フットスイッチ関連
フットスイッチ関連
フットスイッチ関連
Legato 100 等、いくつかのアンプモデルで過度なブロッキング・ディストーションが発生する不具合を修正しました。
ブロッキング・ディストーションはオーバーバイアス状態で発生し音の濁りやアタック時の音切れの原因となります。
ご注意 : ファズサウンドはギターピックアップのインピーダンスに顕著に影響されます。ファズサウンドを的確に再生するには、Drive ブロックを INPUT 1 の最初のブロックとして配置し、”Input1/Instr Impedance” を AUTO に設定してください。
注意!! いくつかのドライブモデルには、後述するドライサウンドの追加等に伴う音質変化が生じます。
ご注意 : 原音はトーン回路の前でミックスされるため、厳密には “Dry Mix” ではありませんが、結果的にアナログ回路の動作をより忠実に再現しています。
CABINET ブロックにスピーカーキャビネットとフロアの反響を調整する “Floor Reflections” パラメーターを追加しました。スピーカーキャビネットがカーペット等の上に置かれている場合、スピーカーキャビネットの振動がフロアに反響する事により発生する Room リバーブへの影響は最小限になりますが、木の床やその他の硬い素材で作られた床に置かれている場合には非常に重要です。既存プリセットの “Floor Reflections” は 0% に設定され、パラメーターが追加されたことによる音質変化はありません。
新しくプリセットを作成する場合、既存プリセットの CABINET ブロックをリセットした場合の初期設定値は 50% です。
マイナス設定は現実的ではありませんが、床への反響が逆相になります。
IR キャプチャーユーティリティを改良しました。キャプチャーデータを解析する計算方式(Deconvolution)を、”Conventional” もしくは “Reverse Filter” から選択できます。
ノイズレベルが高い状況では “Reverse Filter” を、低い状況では “Conventional” を推奨します(以前のファームウェアは “Reverse Filter” を使用していました)。
IR キャプチャーユーティリティに “Delay Compensation (Delay Comp)” を追加しました。
IR キャプチャー実行時に発生する信号伝達時間の遅延を補正します。距離が離れている IR をキャプチャーする場合、マイクとスピーカーの距離に起因する信号の遅延は重大な要素で過度に発生した場合は測定の正確性を損ないます。
OUTPUT ブロックの VU メーターを正しい表示に訂正しました。
NOTE : OUTPUT ブロックの VU メーターはフロントパネルの LEVELS OUT1-4 コントロールの前に配置されています。メーターは内部の信号レベルをフルスケールの dBFS で表示します。
Note:Axe-Fx III はフルステレオであるため、Amp ブロックの前段でも後段でもステレオの分離を失うことなく使用できます。さらに LFO PHASE は L/R 両方に適用でき、Sine 波以外の LFO TYPE も選択可能なため、よりユニークなサウンドを実現できます。
Note:Bias Trem と Harmonic Trem はともにノンリニア処理を採用しているため、真空管を使用している機材と同様にオーディオ信号に歪みが加わることがあります。
USB ファームウェアアップデートでは、サウンドと機能に変更を加える通常の DSP ファームウェアアップデートとは異なり、Axe-Fx III の起動方法およびコンピューターとの相互通信方法に変更を加えます。
※ 最新の USB ファームウェアでの使用を推奨いたします。
バージョンの確認方法:Home 画面 > SET UP(Eノブ) > Utilities メニュー > Version ページ
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USB オーディオレイテンシーに関連する改善が施されました。
不安定な USB オーディオレイテンシーが改善されました。