ギターをドロップAチューニングに合わせるのは一筋縄にはいきません。なぜならば標準的なゲージの弦では張力が弱くなり過ぎてビビりが発生してしまう可能性が高いので、このチューニングに合わせるのは難しいからです。12~56等の太めのゲージの弦を使うことで、この問題を解決することができます。適切なゲージの弦を手に入れたら、あとは6弦以外の5本の弦の音程をレギュラーチューニングから完全4度下げるだけです。つまり、5弦をA→E、4弦をD→A、3弦をG→D、2弦をB→F#、1弦をE→Bにします。そして6弦は音程を完全4度からさらに1音下げてE→Aにします。
ドロップAチューニングの素晴らしい点は、様々な場面で幅広く使えるところにあります。ヘヴィメタル、ニューメタル、プログレッシブロック、オルタナティブロック等の人気のあるジャンルで使用されています。