価格:¥115,500(税込)
ベーシストへ告ぐ、史上最強の助っ人登場
Jad Freer Audio の提案するベース用プリアンプ “CAPO” は、「マルチプル・プリアンプ」、「D.I.」、「サチュレーター」、「FX ループ」を兼ね備えた、真のスタジオ・イン・ア・ボックスです。
スタジオグレードのクリーンサウンドから唸るようなサチュレーションまで、楽器の自然なローエンドの存在感を維持しながら、アンプのようなダイナミクスと倍音を備えたオーバードライブサウンドを提供します。4 種類の異なるプリアンプを 1 つの筐体に収め、ペダルボードに組み込める形式で多様なシグナル・ルーティングを実現します。
この一台さえあれば、ライブからレコーディング、クリーンからハイゲイン、ヴィンテージからモダン等、あらゆるシチュエーションで自分のベースサウンドを構築することができます。
– A-SIDE –
A-SIDE の核となるのは、フラットなレスポンスのサウンドと、2 つのアンプライクなサウンド(パラレル → ミックス)の合計 3 種類のサウンドをミックスし、最大の周波数とダイナミック・レスポンスを維持しながら、非常に複雑で明瞭なテクスチャーを得るというものです。
ベースとなるのは、固定ゲインと十分なヘッドルームを備えたクリーンなハイインピーダンス・プリアンプです。楽器の音色を改善し、楽器の個性を変えることなく強化します。その後、BLEND ノブを使用して、2 つのサチュレーター(「J」、「F」)をクリーン・プリアンプにミックスします。「J」と「F」のミックス比は STYLE ノブで調整可能で、中央の位置 N では、「J」と「F」の間のニュートラルなバランスが得られると同時に、A-SIDE のトーンを最も特徴づけるサウンドが得られます。
両方のサチュレーターにはクリッピング・ダイオードが使用されていないため、一本物のアンプに匹敵するダイナミック感が得られます。「J」と「F」は、GAIN と LEVEL コントロールを共有しており、どちらもサチュレーションする前にクリーンなヘッドルームを多く備えている点では同じですが、音の焦点が大きく異なります。
「J」サチュレーター回路:豊かなボトム、アグレッシブな高音で、ミックス内でノートのアタックを前面に押し出します。
「F」サチュレーター回路:中音域に焦点を当てた、よりヴィンテージにインスピレーションを得たサウンド。
また、3-band EQ と 2 種類のスイッチを組み合わせて、プリアンプがブレンドされたサウンドをさらにシェイピングすることができます。
BASS:±12dB @ 80Hz(シェルビング)
MID:±9dB @ 100Hz-10KHz(バンドパス / セミパラメトリック)
HIGH:±12dB @ 4KHz(シェルビング)
DEEP:ボトムエンドをブーストします。
BITE:弦のアタックを強化します(「F」にのみ有効)。
– B-SIDE –
B-SIDE は、専用の GAIN と LEVEL コントロールを備えた、リニアレスポンス FET プリアンプです。クラシックな真空管プリアンプを彷彿とさせ、クリーンからさまざまなサチュレーション段階まで、スムーズで自然なレスポンスを実現するダイナミックレンジを備えています。
A-SIDE とは別の独立した 2 番目のプリアンプとして使用することも、「B→A / A→B スイッチ」で順序を選択して直列で動作させることも可能です。
B→A:ゲインブーストとして使用すると、解像度とダイナミクスを維持しながら A-SIDE のサチュレーションをより高いレベルに押し上げることができます。
A→B:B-SIDE をシンプルなボリュームブーストとして使用したり、サウンドを構築するためのプリアンプベースとして使用して、A-SIDE を前段のゲインステージまたはクリーン EQ として使用したりすることができます。
CAPO は、ペダルタイプでありながらスタジオ対応機材としても設計されているため、既存のペダルボードやシグナルチェーンと併用する場合に、より少ない労力でシステムに組み込むことができます。また、ライブおよびスタジオ・アプリケーションのルーティングの可能性と機能には細心の注意が払われまています。
– D.I. –
PREAMP OUT:すべてのペダルプリアンプ、EQ、ループ後のバランス信号を出力します。
DIRECT OUT:プリアンプステージを経由しない、楽器本来のサウンドを出力します。CAPO と共に、位相を反転させる他のペダルを使用している場合に、DIRECT OUT の「位相反転スイッチ(Φ)」を使用して PREAMP OUT 位相を再調整します。
– Low Pass Filter (LPF) –
ハイゲインに設定した場合に発生しがちな余分な周波数をカットするように設計されたローパス(トレブルカット)フィルターです。フルレンジのサウンドシステム(PA やツイーター搭載のベースキャビネット)で有効です。また、CAPO をお気に入りのドライブやファズのキャビネット・シミュレーターとして使用することができます。
PREAMP OUT と OUTPUT の両方に影響し、A-SIDE、B-SIDE のバイパス状態に関わらず、独立して ON/OFF することが可能です。
– FX LOOP –
LOOP PRE:プリアンプ前段のセンドリターン・ループです。DIRECT OUT と同じ未処理のベースサウンドを維持しながら、CAPO の前段に使用したいペダルに対応します。
LOOP POST:プリアンプの後段のセンドリターン・ループです。プリアンプ後段に空間系、モジュレーション等のエフェクトを挿入したい場合に使用します。このループは、常に有効にすることも、「LINK A-SIDE スイッチ」を使用して A-SIDE の ON/OFF 動作にリンクさせて ON/OFF させることもできます。
動作電圧: | 9VDC(電池使用不可) |
消費電流: | 350mA |
入出力: | 右パネル – INPUT、LOOP PRE SEND(PARALLEL OUT)、LOOP PRE RETURN 左パネル – OUTPUT、LOOP POST SEND(LINE OUT)、LOOP POST RETURN リアパネル – DIRECT OUT、PREAMP OUT |
寸法: | 10.5cm × 12.5cm × 8cm |
重量: | 800g |
JAN コード: | 4571220047718 |
※ 製品の仕様は予告なく変更される場合があります。