Suhr Effector – Drive Pedals –

特集 - Suhr  /  

 
setting 1

増崎孝司氏コメント

ゲインが高くなっているのでブーストされるサウンドも変わりますね。EQ の感触はあまり変わっていませんが、ゲインが高いためかミッドローがすっきりして聞こえます。ハムバッカ―と相性が良さそうなモダンなサウンドですね。

smooth スイッチはオリジナルはプレゼンスに効いていましたが、RELOADED はハイに効いています。ローエンドをすっきりさせたい時はオリジナルの Shiba よりもこちらの RELOADED を選ぶのが良いでしょう。いずれにしても基本的にはアンプの歪みにプラスする形でブースターとしての使用をおすすめします。

 

Rufus RELOADED

オクターブアップモードを追加した Rufus の RELOADED 版です。ノーマルモードとオクターブアップモードはフットスイッチの長押しで切り替え可能です。

3 バンド EQ の搭載により旧来のファズペダルには無い多彩なサウンドを獲得し、ボトムエンドを全く損なわないためベースファズとしても使用できます。

オクターブアップモードではどのフレット上、ピックアップのポジションにおいても伝統的なオクターブファズサウンドをクリエイトします。

製品詳細

setting 1(オクターブアップ) setting 2(オクターブアップ) setting 3(ノーマル)
増崎孝司氏コメント

こちらは本当にヴィンテージファズを狙って作られているのではないでしょうか。オリジナルよりもわかりやすいサウンドになっています。ファットモードはなくなりましたが、その分ローが出るようになっていますね。

また、他機種の RELOADED と同様、やはりゲインが上がっています。

Eclipse

Suhr Eclipse はまるで生き物のように生々しく、プレイのニュアンスを忠実に再現したトーンを提供するデュアルチャンネルオーバードライブ/ディストーションです。

各チャンネルにレベル・ゲイン・3 バンドパッシブ EQ を備えており極めて直感的な操作を可能にしています。

幅広いゲイン、ナチュラルに可変するパッシブEQ、更にトップエンドの微調整を行う VOICE コントロールを搭載。アンプの種類を問わず対応可能なヴァーサタリティを獲得しました。

製品詳細

setting 1 setting 2
増崎孝司氏コメント

歪みの質感は真空管というよりもトランジスタに近いように感じます。ヘッドアンプと同じくらい歪むので、2ch のヘッドアンプとして考えて使用すると良いです。

VOICE はミッドハイのコントロールですね。基本はセンターで良いでしょう。音作りはゲインを少しだけ開いた状態から始め、ハイを開いたりミッドを削ったりして EQ を決め、あとはゲイン量でトーンコントロールしていくと良いと思います。ただ、3 バンド EQ も殆ど真上で大丈夫そうですね。基本的にはどういじっても音が潰れることはありません。

増崎孝司氏総評

全ての機種でオリジナルよりも RELOADED の方がゲインが高くハイファイです。弾いた感触ではかなり違いますね、別のエフェクターと言ってもいいくらいです。アンプの色を出したいときはオリジナル、サウンドをモダンにしたい・すっきりさせたいときは RELOADED を使用するといいでしょう。うまく住み分けができていると感じました。