まず最初の作業として、弦音を電気信号化するためのインターフェイスとしてのマグネットの選択です。バータイプかポールピースタイプにする決定は非常に重要なことです。 以下に述べる2つの理由で、初期のEMGピックアップにはすべてバーマグネットが採用されてます。

第1にポールピースタイプは磁力が強いために、その結果低音弦(主にLow E,A そしてD弦)がドップラー効果により「ピッチがずれる」という現象が起こります。 特にFender Stratocaster*においては、1つの弦に対して3個の磁極(3ピックアップなので)が同時に反応するため、磁力が干渉しあい、弦に不自然な動きを起こさせたり、イントネーションやチューニングを面倒な作業にさせています。 ポールピースタイプの利点をあげるなら、アタックがより鮮明でpluckyなサウンドになることでしょうか。

第2にバータイプでは各弦の出力バランスが非常に良くなることです。 ポールピースタイプに較べアタックが多少もやけることで、よりスムーズなディストーションサウンドやサスティーンが得られてます。 また、弦をベンディングしたときに起こるフェードが少ないことから、ベンディングがよりスムーズに聞こえます。

「ピッチがずれる」現象を防ぐために、磁力は弱めます。その結果、低出力になるところを内蔵プリアンプが補います。また、いろいろな弦ピッチや多弦に対応出来るところも利点です。 現在では、ほとんどのEMGピックアップにバーマグネットが採用されてますが、一部のシングルコイルピックアップでポールピースタイプが採用されてます。 バータイプにも多少の欠点があるのも事実です。その場合はあなたのプレイスタイルにあったEMGをお選びください。



マグネット
コイル
インターナルプリアンプ
トーンモデリング
ノイズリダクション
ローインピーダンス出力
バッテリー動作
構造
取付